2月分読書まとめ

2月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:769
ナイス数:56

街場の憂国論 (文春文庫)街場の憂国論 (文春文庫)感想
内田センセのブログなどからのアンソロジー。大体7〜8年前くらいの書き物。幸い、センセが想定したワーストシナリオにはなっていないが、着実にバッドシナリオをたどってきている感じがすごくイヤ。手帳を持つこどもの親としては、この先日本の社会が多様性に寛容で、柔軟性の高いものでいられるのか、は、非常に大きな問題。小さな身の回りのコミュニティから作り直す、というのは、平川さんも度々書いていることだが、1社会人として、そのようなコミュニティの再興になんとか関わっていかねばならぬ、と思いを新たに。ヒントはその辺にありそう
読了日:02月13日 著者:内田 樹
艦隊これくしょん -艦これ- 今宵もサルーテ!(2) (角川コミックス・エース)艦隊これくしょん -艦これ- 今宵もサルーテ!(2) (角川コミックス・エース)感想
例によって絵がきれい。あと、出てくる艦娘の公式設定を踏まえた適度なデフォルメが提督どもにはたまらない。あちこちで指摘されてるように、メインとか、サブでも出現頻度の高い艦娘たちが、非常に入手困難なので、この本をきっかけに艦これを始めると、えらいことになるw。お酒の蘊蓄についても嫌味でなく、面白い。(あたしは飲まないけど。)
読了日:02月10日 著者:森永 ミキ
戦争は女の顔をしていない 1 (単行本コミックス)戦争は女の顔をしていない 1 (単行本コミックス)感想
これはキツい。原作を読んでいないので、そこはなんとも言えないのだが、大祖国戦争に従軍した女性たちの証言が聞き書きされるが、ただただ壮絶の一言。ハルバースタム的手法とも言えるかもしれない。ぜひとも2巻も読みたいと思うが、よくもまぁ、こんな作品をマンガ化したもんだ(ほめ言葉)。原作に手が出るかどうかは微妙。あまりにもキツイので。うむ、いい本だ。
読了日:02月03日 著者:小梅 けいと

読書メーター