2014年5月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:3120ページ
ナイス数:20ナイス

私は赤ちゃん (岩波新書)私は赤ちゃん (岩波新書)感想
松田先生は本当にこどもが好きで、そして世の母に絶対的な信頼と優しい眼差しを忘れなかったのだなぁ、とあらためて思う。何度でも言うが、本書は半世紀以上前に書かれたものである。にも関わらず、今でも古さを感じさせず、親たち、特に母親に愛読され続けている。育児書という実用書にして、この息の長さは著者の先見性もあるとは思うが、思想とも言えるまでの、優しさのなせるわざなのだと思う。
読了日:5月28日 著者:松田道雄
仏教ではこう考える (学研M文庫)仏教ではこう考える (学研M文庫)感想
我が家では旦那寺のご住職を「おっさん」と呼んでいた。(おっちゃんの意味ではなく、お師匠さん、もしくは和尚さんが訛ったんだと思う。)その意味で、釈先生はあたしにとっておっさんだ。そしてこのおっさんはしょっちゅう困っている。以前に、先生がコーディネーターを務める鼎談を拝見したこともあるし、また、数々の対談・鼎談本も読んできているが、このヒトはしょっちゅう困るのだ。しかし、困りながらも、話を整理して、聞き手読み手に分かりやすく導いていく。そういう優れた困るヒトなのだ。あぁ、おっさんとゆっくりと話し込んでみたい。
読了日:5月27日 著者:釈徹宗
宗教は人を救えるのか (角川SSC新書)宗教は人を救えるのか (角川SSC新書)感想
釈先生の意欲作。各宗教の死生観を概観し、深めていくという戦略のようだったが、新書という分量の成約と分かりやすく書くというジレンマの中で、仏教以外については大急ぎになってしまった感あり。ただ、仏教の救いについては、丁寧に解説されております。巻末の対談は、先生自賛のものだけあって、これだけでも読む価値あり。のんびりと読めました。
読了日:5月26日 著者:釈徹宗
暗号解読 下巻 (新潮文庫 シ 37-3)暗号解読 下巻 (新潮文庫 シ 37-3)感想
行きの新幹線で読んでしまった。帰りはどうしろというのだ
読了日:5月23日 著者:サイモンシン
暗号解読〈上〉 (新潮文庫)暗号解読〈上〉 (新潮文庫)感想
サイモン・シンはクセになる
読了日:5月22日 著者:サイモンシン
フェルマーの最終定理 (新潮文庫)フェルマーの最終定理 (新潮文庫)
読了日:5月21日 著者:サイモンシン
異端の数ゼロ――数学・物理学が恐れるもっとも危険な概念 (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ)異端の数ゼロ――数学・物理学が恐れるもっとも危険な概念 (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ)
読了日:5月19日 著者:チャールズ・サイフェ
ウチナーグチ(沖縄語)練習帖 (生活人新書)ウチナーグチ(沖縄語)練習帖 (生活人新書)感想
以前からウチナーグチには興味があったのだが、なかなかこれと思う本がなく、のびのびになっていたけれど、Facebookで関連書を見つけて、購入。いやはや、語学書とはこうあってほしいという中身でしたね。新書という成約上主な表現にとどまるのは仕方がなく、でも、文化紹介、民俗紹介にもなっているという良書。あたしの専門である英語でこのような本があるかどうかはよく分からないが、言語の入門書は書き手を選ぶという一例なのかも。
読了日:5月14日 著者:高良勉
バカにつける薬 (双葉文庫)バカにつける薬 (双葉文庫)感想
懐かしいねぇ。先日、Wikiで確か吉本隆明とか西部邁を見てた時に名前を久しぶりに見て、懐かしくて注文。あたしが学生の頃に朝生に出てて、なんだ、このヒトは?!と思った覚えが。語り口は平易で小気味よい。本書最後の民主社長は絶品ですな。いやあ、懐かしかった。
読了日:5月8日 著者:呉智英
アシモフの雑学コレクション (新潮文庫)アシモフの雑学コレクション (新潮文庫)
読了日:5月1日 著者:アイザックアシモフ

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