銀座の資生堂パーラーというとどのガイドブックにも紹介されている、銀座で食事するときのカオ的存在のように見える。「おのぼりさん」としては、やはり、一度お食事をいただいておかないといけないとは思っていた。(ただ、カフェのクリームソーダが1100円と、お値段もしっかり銀座)
 という訳で、連れ合いと銀ブラをしゃれ込み、その後で件のお店へ。連れ合いはカニクリームクロケット(コロッケ、ではないらしい)、あたしはメンチカツ(ミンチカツ、ではないらしい)をいただくことに。
 いやね、確かにおいしかったですよ。それから雰囲気もおハイソな感じでよかったですよ。でもね、それだけ注文して2人で6000円ほどというのはどうなんでしょう?もちろん、大阪にも高級店と呼ばれるお店はありますがね。
 あたしの頭に真っ先に浮かんだのが、道頓堀・御堂筋の角に位置する、はり重のグリル。いや、資生堂ほどのおハイソ感はないですよ。でもね、お値段は多分半分以下。ということであたしの判断はコストパフォーマンス悪し。
 ただ、あたしたちの隣のテーブルに座っていたおじいちゃんが、ジャケットにネクタイを締め、まずビール、そして赤ワインを飲みながら、ビーフクロケットとチキンライスを上品に食べてたのは、よかったねぇ。池波正太郎とかもこんな感じだったのかなって。
 あ、写真を撮れる雰囲気ではなかったので、写真はなしです。