12月分読書まとめ

12月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:816
ナイス数:14

とっても大きな会社のトップを務めた「相談役」の相談室とっても大きな会社のトップを務めた「相談役」の相談室感想
あたし基本的にこの手の本(いわゆる「ビジネス本」)はまず読まないんだけど、日経ビジネスオンラインでの連載が結構面白いので、Amazonでポチ。まぁ、面白いです。勝ち残ったから言えることなんじゃないのってツッコミはなしで読んだ方が精神衛生上いいと思います。
読了日:12月19日 著者:上田 準二
私は本屋が好きでした──あふれるヘイト本、つくって売るまでの舞台裏私は本屋が好きでした──あふれるヘイト本、つくって売るまでの舞台裏感想
異論はあるんだろうけど、あたしは古谷経衡のインタビューが一番面白かったけどなぁ。まちの本屋がどんどんなくなっていき、大手、準大手のチェーン書店ばっかりになっていて、どの本屋も「顔」が見えない状況で、薄っぺらい本の並びになってるのが気持ち悪かったんだけど、その背景が見えた。大阪には隆祥館書店のように頑張ってるところにありますよ〜。
読了日:12月18日 著者:永江朗
ほんのちょっと当事者ほんのちょっと当事者感想
淀キリのホスピスを描いた1作目に続く、青山さんの単著2作目。ミシマガジンで連載中から読んでいた(最近は読んでいなかった。)ご本人の経験をベースにそこまで書くかという内容も多いのだが、軽妙な筆致で読んでる側は重い気分になることなくサクサク読める。ただ、読後にうーん、と唸ること必定。先日、釈先生がおっしゃっていたことだが、現代社会においては、育児、介護を家庭だけで担うことは現実的にムリ。しかも生き馬の目を抜く資本主義社会で経済活動は落とし穴だらけ。あたしもあなたもみーんな当事者なんですよね。ミシマ社の良書。
読了日:12月03日 著者:青山ゆみこ

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