8月分読書まとめ

7月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:1814
ナイス数:40

人生の諸問題 五十路越え人生の諸問題 五十路越え感想
頭のいい(いわゆる「勉強ができる」ではない)いい大人が、全力でバカ話をする、という流れは、小松左京たちやら椎名誠たちの発作的座談会シリーズとか、色々あるわけだけど、本書は、頭のいいいい大人がマジメに語り合おうとしてやはりバカ話になってしまうという、電車内で読むと不審者確定的面白本。あたしは著者たちから10歳以上離れてるんだけど、リッパなアラフィフとしては、膝を打ちすぎる部分も多々あり、「バカだねぇ、このヒトたち」(褒め言葉)と笑う部分も多々あり、非常に満足。連載ってまだ続いてましたっけね?
読了日:07月30日 著者:小田嶋隆,岡 康道,清野由美
艦隊これくしょん -艦これ- 今宵もサルーテ!(1) (角川コミックス・エース)艦隊これくしょん -艦これ- 今宵もサルーテ!(1) (角川コミックス・エース)
読了日:07月28日 著者:森永 ミキ,C2機関
ネトウヨとパヨク (新潮新書)ネトウヨとパヨク (新潮新書)感想
ツイッターってネットの中では割とほんわかしたメディアだったのが、こんなにトゲトゲしだしたのはいつからやったか。小泉純一郎を胡散臭いとずっと思っていたんだけど、その理由がなんとなく分かった気がする。論理のない断言がかえって説得力を持つという恐ろしさ。断言口調をメインストリームに持ってきたのは間違いなく小泉元首相だわな。ネットの毒がジワジワと子どもたちにまで広がりつつあるというのは、小さな子を持つ親として捨てておけない。これ以上対話不能な人たちを増やさないためにできることってあまりなさそうなイヤな気分になった
読了日:07月26日 著者:物江 潤
そのうちなんとかなるだろうそのうちなんとかなるだろう感想
内田センセの本はたくさん読んできているけど、自叙伝的なものは初めて。(センセ曰く「4分の3生」を振り返っているらしい。)初めて聞く話も多々あれど、例によって例の如くの内田節でタツラーは安心して読んでいられる。書名である、そのうちなんとかなるだろう、というのは、センセがあちこちで仰る、「さて、右か左か」という状況に陥っていること自体、どこかで選択を誤っている、という話につながっているのだろう。ひっくり返して言えば、誰が言ったか忘れたけれど、僕の前に道はない、僕の後ろに道がある、ということなのかもしれない。
読了日:07月19日 著者:内田樹
困難な子育て  内田樹せんせ主宰の新たな地域コミュニティ 凱風館から学ぶ「子育てのかたち」困難な子育て 内田樹せんせ主宰の新たな地域コミュニティ 凱風館から学ぶ「子育てのかたち」感想
内田センセの門人、というゆるーいつながりだけで、あとはバックグラウンドからなにから、バラバラの4組の夫婦が子育て、夫婦の形、生き方などについて語るインタビュー集。「正しい子育てとは?!」などと目を吊り上げた議論は一切出てこない。正しい子育て、な〜んてもんはないんだよってのは内田センセも折にふれて書いてはること。皆さんの肩の力の抜けた感じは、合気道やってるとこうなるのかねぇ。(光嶋さんの力み具合が面白いのだけれど。)凱風館、いいなぁ。
読了日:07月18日 著者:堀埜 浩二
街場の平成論 (犀の教室)街場の平成論 (犀の教室)
読了日:07月12日 著者:内田樹,小田嶋隆,釈徹宗,白井聡,仲野徹,平川克美,平田オリザ,ブレイディみかこ,鷲田清一
内閣情報調査室 公安警察、公安調査庁との三つ巴の闘い (幻冬舎新書)内閣情報調査室 公安警察、公安調査庁との三つ巴の闘い (幻冬舎新書)感想
確かアマゾンにお勧めされて購入。あるジャーナリストが、選挙前にこの本読んどくといいよと書いてて、否が応でも盛り上がる期待。で、著者の経歴見てると、NHKのプロデューサー(ふむふむ)、のち民放に移籍(嫌な予感…)。予感的中。確かに、公安やK庁扱った本はたまにあるけど、内調を主題にした本はなかなかない。ただ、著者の筆致がなんかうわっぺらというか、何を言いたいのか分からないというか、ワーディングも無駄にスキャンダラスだし(スパイ、という語を多用。)タイトル、密着!内調24時!!とかでよかったんじゃないの←イヤミ
読了日:07月10日 著者:今井 良
艦隊これくしょん -艦これ- おねがい!鎮守府目安箱 3 (電撃コミックスNEXT)艦隊これくしょん -艦これ- おねがい!鎮守府目安箱 3 (電撃コミックスNEXT)
読了日:07月05日 著者:種十号
艦隊これくしょん -艦これ- おねがい!鎮守府目安箱 2 (電撃コミックスNEXT)艦隊これくしょん -艦これ- おねがい!鎮守府目安箱 2 (電撃コミックスNEXT)
読了日:07月05日 著者:種十号
艦隊これくしょん -艦これ- おねがい!鎮守府目安箱 1 (電撃コミックスNEXT)艦隊これくしょん -艦これ- おねがい!鎮守府目安箱 1 (電撃コミックスNEXT)感想
提督おなじみ不条理ギャグ。設定が不条理、ギャグも不条理、でも絵はきれいで、各艦娘の設定は非常にオリジナルに忠実。笑う。
読了日:07月05日 著者:種十号

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