6月分読書まとめ

7月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:2058
ナイス数:74

面従腹背面従腹背
読了日:07月31日 著者:前川 喜平
数字の国のミステリー (新潮文庫)数字の国のミステリー (新潮文庫)
読了日:07月23日 著者:マーカス デュ・ソートイ
警察官白書 (新潮新書)警察官白書 (新潮新書)
読了日:07月19日 著者:古野 まほろ
ガセネッタ&(と)シモネッタ (文春文庫)ガセネッタ&(と)シモネッタ (文春文庫)感想
米原万里連読
読了日:07月10日 著者:米原 万里
嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)感想
オリガ・モリソブナを読むとこの本を、この本を読むとオリガ・モリソブナを読みたくなるんだよなぁ
読了日:07月06日 著者:米原 万里
オリガ・モリソヴナの反語法 (集英社文庫)オリガ・モリソヴナの反語法 (集英社文庫)感想
米原万里の最高傑作。いや、あたし的には、米原の著作にハズレはないのだが、フィクションの本書、ノンフィクションの嘘つきアーニャは双璧をなす。母の状態や息子の名前(愛猫と同じ)から、明らかに米原をモデルとする主人公が、プラハソビエト学校在学中に出会った、謎に満ちた舞踏教師の生涯に迫る。そこから、ソ連式の諸々、スターリン体制、強制収容所などが浮き彫りにされる。終章にあたるジーナの長い長い独白は何度読んでも総毛立つ。映画になったら絶対に観る(難しいだろうけど)し、翻訳しても売れると思うけどなぁ。とにかく最高。
読了日:07月05日 著者:米原 万里

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