2015年7月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:1168ページ
ナイス数:20ナイス

宮脇俊三 鉄道紀行セレクション全一巻 (ちくま文庫)宮脇俊三 鉄道紀行セレクション全一巻 (ちくま文庫)感想
著者、宮脇俊三の文字を久しぶりに新刊で見て、思わず購入。あたしのようなディープな宮脇ファンは全て読了済みのアンソロジー。という訳で、実は宮脇さんをよく知らない人にこそおすすめの1冊なんでしょうな。ただ、ああ、この話読んだなぁということがたくさんあって、読み返してみようという気にさせられた。時刻表2万キロとか最長片道切符の旅とか。
読了日:7月24日 著者:宮脇俊三
ホワット・イフ?:野球のボールを光速で投げたらどうなるかホワット・イフ?:野球のボールを光速で投げたらどうなるか感想
副題にもある、野球のボールを光速の90%で投げたらどうなるか、という章をネットで読んで即買い。見えへんやん、捕られへんやん、というのはド文系の反応。NASAのロボット工学者だった著者にかかると、とんでもない結末を迎える。(興味のある人はネットを検索してみてね)Wikiをパロった文体といい、時間の長さを表すのに「ヘイ・ジュード」が490回歌えると書いてみたり、とにかく楽しんで読める。訳者によると、近似を都合よく解釈しているらしい部分もあるそうだが、ド文系のあたしには分からんかった。いやはや、笑ったわ
読了日:7月22日 著者:ランドール・マンロー
日本の反知性主義 (犀の教室)日本の反知性主義 (犀の教室)感想
様々な著者による硬軟取り混ぜた興味深い1冊。編者である内田センセの問題意識もあるけど、いろんな著者に共通して出てくる人物。安倍首相、橋下市長、オルテガ・イ・ガセット。あたしゃ知らないヒトやけど、赤坂真理の文章が面白かった。あとは平川さんかな。大衆の反逆は事前に読んでおくとよいかも。
読了日:7月10日 著者:内田樹,赤坂真理,小田嶋隆,白井聡,想田和弘,高橋源一郎,仲野徹,名越康文,平川克美,鷲田清一

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