2014年12月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
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どうせ死ぬのになぜ生きるのか (PHP新書)どうせ死ぬのになぜ生きるのか (PHP新書)感想
ふーむ、仏教に帰依する精神科医とは、業界では異端視されそうな(異端児です、と別の本で言うてはりましたな。)でもね、宗教が持つメンタルケアの要素って大事やと思うし、効果や危険性を踏まえたうえで、精神科医が瞑想とかを勧めるのって意味があると思いますな。合気道の内田センセ、浄土真宗の釈和尚と真っ向から渡り合えるのは、こういうバックグラウンドがあるわけですな。この先生は、人に対する眼差しがホンマに優しい人やと思ってましたが、なるほどの1冊でした。
読了日:12月9日 著者:名越康文
はじめての保育園: 保活から園生活まですべてがわかるはじめての保育園: 保活から園生活まですべてがわかる
読了日:12月7日 著者:
聖地巡礼 ビギニング聖地巡礼 ビギニング感想
よくよく読み返してみると、釈先生が宗教的解釈を内田先生に聞いているところもあって、えっと思うところもある。ただ、このような、「歩く」という姿で宗教的な体験をするということは非常に重要かもしれない。奈良の風景というのは、あたしからすればいつまでたっても垢抜けないなぁ、と思っていたのだが、古代日本の姿を今に伝えていると言われれば、なるほど、と膝を打つ。読んでいるだけで気持ちよくなれる良書。
読了日:12月3日 著者:内田樹,釈徹宗

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